アニマス9話で「伊織VS真美」を夢想する

 アニメ『アイマス』9話よかったよね。亜美と真美の一緒の所、あるいは亜美と真美の違う所が描かれていて嬉しかったし、ストーリーはともかくとして単純に二人に振り回されるのが楽しかった。




 で、改めてアニメで、「二人で一人のアイドル『双海亜美』」から独立した真美のことを見ていると、やっぱりこの曲を思い浮かべてしまうのよね。

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ダイアモンドだけが最高じゃないんだよ 可能性は未知数
ただ君の手に取るの待ってる 「見つけた?」

ちょっぴり成長した真美の、未知なる未来に興味津々といった実に明朗快活なポップソング。真美の元気さばかりでなく、成長した姿とか、おませさんな中身とかが描かれていてとても味わい深い。



・『DIAMOND』VS『ジェミー』


 ……ところで、真美にとっての「ダイアモンド」って誰なんだろう。超絶センスを持った未完のビジュアルクイーン美希か、765プロナンバー1のセクシーさを誇るあずささんか、誰もが認める歌姫であるにもかかわらずストイックな努力を欠かさない千早か、特に突出した能力は無いけど笑顔一発で全ての人を照らすことのできる春香か……。



 と思っていたところにリリースされたのがMA2の伊織なわけだ。


・参照:THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 SECOND SEASON全曲レビュー

 やっぱ伊織なんだよね。

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 設定上、他のメンバーに先駆けてデビューした竜宮小町のセンター。名実と共に765プロの先頭を走り引っ張っている、事務所のNo.1アイドルは伊織なんだろう。

 これはおためごかしでもなんでもなく、新曲『DIAMOND』を聴いているとマジでそう思ってしまう。
風や雨もかかってきなさい I’m DIAMOND

子供っぽくあざとくウィンクでアピールするのではなく、両の瞳でしっかと前を向き正しく「女王」の貫禄で
世界の全てを圧倒する
。そんな、無限の彼方まで燦然と輝くテクノポップ。これぞ王者の風格だ。



・『ダイアモンド』VS『エメラルド』


その向こうを張るのが真美なわけだ。

あの真美がだよ。

 かつて真美は、亜美の影武者だった。「二人で一人の『双海亜美』の名前が出ない方」だった。仮面ライダーWのフィリップってどころじゃない。『双海亜美』の活動の半分は真美のものなのに、名前を呼ばれることは決して無かった。その存在は秘匿されつづけなければならなかった。ファン感謝祭の特別プロデューサーにさえ名乗ることは許されなかった。真美は真美なのに『双海亜美』を名乗らなければならなかった。彼女は正に「陰の存在」だった。(この辺、兄が現役時代の時は兄の圧倒的な人気のために代わりにサインを求められていた荻原次晴氏を思い出す。最終的には健司氏に負けないほどの名声を得た辺りも含めて)
その真美が、颯爽と肩で風を切りながら765プロの先頭を堂々と担う伊織の向こうを張れるわけだ。感無量じゃないか。


 『ジェミー』がまた『DIAMOND』と対決してもおかしくないくらい正統派の曲なんだこれが。いつも通りひねりの効いた下田節を存分に活かしながらも明るく楽しく少しだけ華やかにメロディアスなポップス。もはや「765プロの狂言回し担当」でも「マスコット」でもない。真美はもはやイロモノとしてではなく正々堂々センターを張れる、トップアイドルを名乗れるほどのアイドルになった。


 

 その細身からは考えられないほどの圧倒的迫力で王座に立つ伊織、そんな伊織に対し不敵に笑って挑んでいく真美。王者の(しょぼい)胸を借りるでも無い、真っ向勝負であの伊織に挑戦する真美。そんな光景を夢想したアニマス9話でした。




 というわけで、佳いアイマスライフを。

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