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zoom RSS 就職戦線2013異常アリ……?

<<   作成日時 : 2012/03/09 16:17   >>

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 2月の合同説明会ラッシュもようやく一段落して、現在は今年の新入社員研修会の準備でてんてこ舞いの人事です。が、今回は2月の大量の合説を捌きながらふと思ったことを。



・合説に人が来ない?


 合説に来る学生さんが明らかに減っています。確認してみたところ、昨年の同じ説明会と比べて100人近く、酷いところだと200〜300人、割合にして3〜4割の減になっているようです。

 最大の原因はやはり就職活動のスタートが12月解禁になったことでしょうか。どうやらどの学生さんも「一極集中」を意識しているらしいです。現に、合同説明会へやって来る学生さん自体は減っているのですが、各企業ブースへやって来る人数は例年通りなんですよね。これは「説明会の滞留時間の長い人」が増えているためと思われます。また、大企業の単独説明会・選考会へ来る人は例年通りだそうです。つまり「どの説明会で目当ての企業を見つけるか」の部分で一点集中が見られるわけですね。

 3月に入り合説参加者数の減少傾向は緩和してきていますが、今度は「1社か2社だけ見てすぐ帰る人」が増えており、ブースへの来場者数は増えていきづらい傾向にあるとか。これもやはり学生さんが「目当ての企業」を絞っていることの帰結でしょうか。




・開始時期を遅らせたために就活が長期化する?


 さて、ここから導き出される結論として、学生さん・企業共に「早々と」結論を出すことが期待されており、就活のスタートを12月とした思惑は達成されるかという期待はあるのですが、懸念事項はむしろ「両者共に結論を出すのが早すぎること」なんです。

12月1日は2カ月遅い就職活動の解禁 学生も企業も時間短縮に焦り ― MSN産経ニュース


 12月から就活を始め、4ヶ月で目星をつけ、4月から選考開始、そうして5月・6月、遅くとも7月までには募集・採用活動の目処をつけ、8月以降は大企業の人事の敗戦処理か中小企業があぶれた学生さんをハイエナの様に攫っていく(当社は今年度30人ほど採用しますが、半分以上のメンバーには9月以降に内々定を出しました)か、といった流れになるのが普通のはずなのですが、今年は「早々と」就職/採用を決めてしまった学生さん/企業が、「あれ、この企業/学生、ちょっと『違う』んじゃね?」という事態が増える可能性があるんです。

 つまり、早々と就職先を決めてしまった学生さんが「よく考えてみるとまだ時間あるし、もっと上を狙えるんじゃね?」と考えた結果、1度内定を蹴り、更に就職活動を続けた結果、最終的な就職活動の期間がむしろ延びてしまうという本末転倒なことになってしまうかもということ。というか、学生さんの方から内定を蹴るならまだしも、最悪なのは、企業による内定取り消しが増加するかもという事態。「時間短縮に焦り」は確かにそうなんですが、その結果として就活が更に冗長とする可能性ががが。各企業の人事担当者におかれましては是非慎重な検討をして欲しいところです。




・就活が長期化して悪いんじゃなくて


 やはり単純に採用活動を始める時期を遅らせるだけじゃなくて、産学が連携して就職支援課の機能を拡張したり、学校に講師を招いて就活のコツを周知する講座を開いたりするなどを公的に行うべきでしたね。あるいはダイナミックに大学を5年制にして、最後の1年を就活のみに充てるとか。 無論、最終的には大学では研究と勉学だけを行い、仕事は卒業後に探す、つまり「新卒」の価値と「既卒」の価値を限りなく近づけるのが理想なんですが。そうなると卒業後に無収入で生活しながら仕事を探す手段が必要なわけで、ここにBI論議も関わってくるんですかね。あるいは学士以上の資格を得ると卒業と同時に国から数年分の生活費が支給されてそれで暮らしながら求職をするとか。

 「本来勉強に充てなければならない時間を就活が圧迫する」のはそりゃ悪いのですが、「何を仕事にするのか考える時間が少ない」というのもそれはそれでどうなんって話なわけで、いっそ「就活だけに充てる時間」を人生に設けてもいいんじゃないかと思うわけですよ。第一、「学校の勉強しながら就活」ってアクロバティックな事をしなきゃならないのが不健全なわけで。




・企業に「新卒偏重」をやめさせるには


 ここからは妄想なんですがね

 そもそも企業が新卒を偏重するのは、

@「専門的な教育を受けてきた、研究をしてきた」 A「大学の偏差値によって『頭の良さ』がある程度可視化されるので選考が楽」 B「高校までと違い選択肢が多様な場で様々な活動を行ってくるので会社的に使い勝手が良い」


 あたりが理由であるわけです。@はともかく、ABは別に大学じゃなくてもいいですよね。Aは例えば希望者がTOEICみたいな学力試験を受けてその点数を履歴書に記載すればいいわけで、Bはだいたい大学をそういう場にすること事態が不純なわけで(非リアの意見かなw)。

 それこそ高校卒業後の4・5年間をモラトリアムとして好きに暮らす時期として充ててて、勉強したい奴は勉強して、遊びたい奴は遊んで、働きたい奴は働いて、とにかく「世間を知る」時期ってやつを設けた方がいろいろ捗ると思うんですよね。その時期の生活費は、公的なお金で賄うとか、奨学金のようなシステムで後々返していくとか。

 問題は「大卒」という肩書きに学生/企業がそれぞれどれだけの「箔」を感じているか、かな。この「学生時代に勉強しながら仕事を探す」という社会システムがなかなかに強固であることを鑑みると、意識改革はなかなか難しそう。


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